赤い石とハドルのチェーン。

”5cmのチェーンに赤い大きめの石が付いたイヤリング”とオーダー頂きました。が、作ってみると、それだけではあまりにも簡素。ってな事で、勝手にチェーン部分を作っちゃいました!

どーん!!!

こういう、重量感のあるリングをオーダーで作るのは久しぶりだった。前回のBALのイベントあたりから、大ぶりのリングを1点モノで作ってはきていたが、オーダーとしては久しぶり。指にデデン!とそびえ立つライオンがインパクト大。

金で作ると、こうなった。

最新シリーズ『ラフ』の1178Pを18金で、というご依頼。K18とK18ホワイトゴールドのシブい色合いがなんともかっこいい。K18は、K14ゴールドフィルドの約1.6倍。重量が出る分、揺れも大きくなります。こういう、揺れを重視しているデザインを選ばれた事は、正解だったかと。

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含有物質的にも、割り金率から見ても、一般的に”K18ホワイトゴールド”と呼ばれている素材で間違いないのですが、僕たちはそこからロジウムメッキをかけないので、ハドルのホワイトゴールドは、グレーがかっている。

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千葉県よりお越し頂いたお二人です。ザラザラ面、フラットな面、ぼこぼこと叩き込んだ面、様々な質感を組み合わせたリング。表面にはマットを当て、光沢が抑えられております。線には軽くカーブを付ける事により自然な湾曲が表れ、指に違和感なく着けて頂けます。ハンドメイドならではのリング。

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遠く北海道よりわざわざお越し頂いたお二人。旦那様はリングを着けられない方ですので、奥様のみ製作させて頂きました。
素材はK18ピンクゴールド。ヤスリ目を様々な方向に走らせ、粗い表面質感に。

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春の台湾イベントの期間中に、台湾にて打ち合わせさせて頂いたお二人。異国でのマリッジリングの打ち合わせは、非常にドキドキした事を思い出します。奥様のリング(左)はK18ピンクゴールド、旦那様のリング(右)はホワイトゴールド。横に流れるように鎚目を入れ、光沢感のキレイなラインになっております。

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旦那様のリング(左)は、ガツン!とかなり重量のあるホワイトゴールド。面を削り出し、鏡面加工を。実はこのリング、絶妙に1面1面を完全なフラットにしないように研磨しております。そうする事で反射面が歪み、均一過ぎない光沢感が生まれるのです。

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旦那様のリング(左)は真鍮とシルバーのコンビ。
真鍮とシルバーの境界線を波打ったように貼り合せております。粗めの質感を付けており、非常にカッコイイ仕上がりとなりました。

看板(初)製作。

美容室『eale』さんのサイン制作。入口近くの外壁に付きます。ザラザラぼこぼこの質感がカッコよろし。真鍮を黒く着色して、重厚感も。ウチにも作りたくなってきた。。。