marriage 75

含有物質的にも、割り金率から見ても、一般的に”K18ホワイトゴールド”と呼ばれている素材で間違いないのですが、僕たちはそこからロジウムメッキをかけないので、ハドルのホワイトゴールドは、グレーがかっている。
(各工場さんによって色味は違いますので、ホワイトゴールドと呼ばれているもの全てにメッキが掛かっている訳ではありません。という何に向けてか良くわからないフォローも入れておきます。)
プラチナ、金、銀、銅、ゴールドフィルド、真鍮、アルミ、僕たちは素材を価値では無くて、色で見ている。
『高い素材を使っている=価値がある』という考え方は、僕たちとしては全く興味の無い所なのです。(変色や比重値、対アレルギーにおいての優劣はあるとして。)
ですので、『プラチナを模した、それに似た色のホワイトゴールド』には興味が無い。

ハドルのホワイトゴールドは、色味が重たい。
勝手にそうは呼べないが、もはや”グレーゴールド”と呼んでしまいたいと思っているのです。

という一度書いときたかった長い前置きはさておき、そんなグレーゴールドを堪能できるリングとなりました。


旦那さまのリング(左)は正面から・サイドから・ナナメから、多方面から強く叩き込み、厚さや幅が不均一になるようにしております。
動きと流れのある、非常にカッコいいリング。
奥様のリング(右)は基本的には同じ叩き方でなのですが、線が細い分、しなやかな綺麗なラインが生まれました。
ダイヤモンドが入る部分の、ぷくっと感がまたカワイイ。
全体にマットを当てると光沢が抑えられ、色味がグレーに寄ってゆくのです。
重い色味と軽やかなデザインのバランスが気持ちいい。


(左) K18ホワイトゴールド ¥75,000-(税抜)
(右) K18ホワイトゴールド ¥60,000- + ダイヤモンド ¥10,000- (税抜)

* 価格は製作時のプラチナ相場・金相場により、変動いたします。

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