初めて作らせて頂きました。
プラチナの、しとっっっっっ、、、としたリング。
旦那さまのリング(左)は、甲丸に近いけれどそれよりも少しぷくっとした印象のリングに。
なるべく奇をてらわないデザインで、との事ですので、直線的なイメージをしつつ。
でも実はこのライン、一度カナヅチで叩き込んでおります。
その後、甲丸に向かって研磨を当てることにより、ただのつるんとしたカマボコリングとはまた違う、雲のような独特ないびつ感が出るのです。
最小限に手仕事の痕跡を残したリングとなりました。
奥様のリング(右)は、むしろ手仕事の痕跡がメイン。
ボコボコと強く叩き込み、表面が波打っているかのよう。
しかし、細い線を使用することにより、粗々しさと軽やかさがあります。
線の太さ・形・表面加工・仕上げ、どれも違う二つのリングだけれど、全く違和感のない佇まい。
ハドルの7不思議。
material : Plutinum900