薄く叩き伸ばしたシルバーとK14ゴールドフィルドを貼り合せ、羽のような、葉っぱのような、いびつなカタチに。
特に何かをイメージした訳でもなく、縦のラインと横のライン・薄さと厚み・大きさと小ささの対比のバランスを重視しました。
チェーン長さは50cm。
線香花火の儚さや、マッチ棒のような潔さ。
こんな形が好きです。
先の部分はひとつひとつ、シルバーを削り出して作っております。
美しい造形の壷を仕上げるようなイメージで。
先端のシルバーにのみマットを当て、ゴールドフィルドとの色のメリハリも。
60cm
長いの、短いの。
太いの、細いの。
銀色、金色。
さまざまな線をランダムに配置。
トップにはボリューム感と硬さを。
その癖、動きはしなやかに。
イメージの落差を付けてあります。
チェーンをスネークにすることにより、ハード過ぎないネックレスに。
長さは45cm。
線径1mmの細いリング。
片やシルバーの玉、一方は線で作ったふくらみで高低差が付いております。
正面から、横から、上から、いろんな角度からその高低差が見え、面白い。
こういうほのかなデザインは、重ね着けにも向いています。
ぐにゃり!と手に沿うように曲がったバングル。
意外に、手首に不自然ない湾曲が美しいです。
ゴールドフィルドがまた、小憎い橋渡しとなってくれてます。