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DIARY

ゆくとし2010。 旅情編

無事、2010年の終わりをなんとか迎えられそうです。

今年はとにかく、疾走感に満ちた1年でした。
オーダー、マリッジリング、ウェディング、さまざまな挑戦をさせていただきました。

特に今年のお仕事の中で1番大きく変化させてくれたのは、大丸神戸店さんのイベント。
期間中は、「しんどい!」の言葉を発する暇も無いぐらい、ブランド始まって以来の仕事量の多い2週間でした。
その分、後になってからの収穫がとてつもなく大きいものだった。

去年末に僕はこのブログで、『最強になる!』という目標を掲げました。
書いた当初、なんだか宣戦布告のようで、「もしかしたら誤解されるかも?」とやや懸念を抱きながら書きました。
妙に他を意識したり、誰かを打ち負かしたかったり、頂点に立ちたかったり、やたらと権力が欲しかったり。
そんな意味合いにも取れるんだろうなぁと。
そう思う反面、「ま、2010年末までは誤解されてもいーや。その時にしっかり書けば。」と思っていたのです。

本当の意味は、『過去の自分に勝つ、しかも圧倒的に。』という気持ち。
それまで、一歩ずつ一歩ずつ成長をしてきた自分達は、ここいらで過去に前例を見ない成長を遂げてやろうと。
そんなターニングポイントになるような年にしてやろうと思っていたのです。

大丸さんのイベントで、僕達はある意味最強になりました。

僕達がされたい評価をしっかりとしてもらえた。
なんの計算も入れていない(厳密に言うと入れる時間がなかった)、期間中に受けたインスピレーションだけでふっと作った1点モノも、出せばすぐに反応があった。
逆に、大丸さんのお客さんを意識した商品は、おかげさまで完売したものの、思い描いていよりかは反応が薄かった。

結局、「自分に勝つ!」という気迫すら、僕達には必要がなかったのだ。
ただ思うがままに創りあげるだけでよいのだ。
勝とうとする必要が無い = 最強 だったのです。

さて、この気付きを得た、これからの僕達のモチベーション作りは、非常に難しい。

来年は『実験』の年とします。
走り続けた今年、僕達が最も欲しかったのは、時間でした。
オーダー製作・コレクション新作・一点モノ、新しいものを産み出すには、余りにもその間隔の狭さの恐怖と切り替えの難しさを体感させられました。

ということで、2011年は、その時間作りをお手伝い頂けるスタッフを募集しようと思っています。
今のところ、基本的にはアクセサリーの製作スタッフで考えています。

“おめーらは本当に時間があればイイものが作れるのか?”という実験の年。
“僕達夫婦以外の他人が居る”という、化学反応を楽しむ年。

実験結果は、来年末に大発表!