その①がずいぶん前になってしまいました。。。
本日までセンテニアル的ゴールデンウィークを頂きましたので、その間に今まで忙しくて書けなかった記事を書き溜めしております。
そろそろ3Fの事もホームページにアップしないとなぁ。。。
さて、今回はお店の空間をググッと引き締めてくれる、額縁のディスプレイ。
この案には紆余曲折ありました。
イメージの始まりは、『隠すディスプレイ』
・表面的には全貌を見せない
・しかしそこに何かあるという主張はする
・そして気軽に自由に見れる
・なおかつ機能的でフレキシブルなシステムであること
・大前提にカッコよく空間をジャマしないこと
そういう事がしたかったのです。
そんなイメージをアタマの端に植えつけ、色々ネタ探しをしている中、IKEAに行ったある日。
ポスターのディスプレイでよくある、額縁を縦にずらーっと並べて端から順番にパタパタとお気に入りのポスターを探すような(このシステムの説明ってムズカシい!)、ソレのテーブルの天板バージョンがあったのです。
『これだ!』とピーンときて、早速内装をお手伝い頂いたG.I FACTORYさんに相談させて頂きました。
しかし、当初は固定式を思い描いていたので強度的・システム的にかなり難しいとのこと。。。
うわぁー、ふりだしかなぁ~。。。と諦め掛けたとき、ふと思ったのです。
このパネルをめくる行動、何か動き覚えあるぞ、、、うーん。。。
考えながら実際に動いてみた。
『アッ! そうか!! 服!!!』
ハンガーラックに掛かっている服を選ぶ時と、全く同じ動作だったのです。
そこから先はトントン拍子に進んでいきます。
中古の殿堂、元コーで丁度よいボロさ加減の額縁を見つける事ができた。
様々な大きさの額縁があるため、市販のハンガーでは難しいって事で、真鍮で自作。
実際に服を掛けるようにたくさん並べてみると、額縁同士がガツンガツン当たってしまうので結果的には隠せなかったのだけれど、服に見立てられた額縁が視覚的に大変面白いものとなってくれました!
やはり理想を実現させるには、考えつくすことです。
イイお勉強となったアイデアでした!