Huddleのやるべきこと。

土曜の朝のニュースで、大変な事態だと始めて知った。

そして僕は、いつもどおりの土曜を過ごした。
いつもどおりの時間に店を開け、いつもどおり溜まっているオーダーをつくった。
いつもどおりにお昼を食べ、いつもどおりに店を営んだ。

18時になったら看板を下げ、アトリエの椅子にどかっと腰掛け、いつもどおりにふぅ~っと一息ついた。
その瞬間、思いもよらぬような自責の念がこみ上げてきた。
「なにしてんだか・・・」と。

阪神淡路大震災の当時、僕は高校1年生でした。
神戸市のはずれに住んでいた僕は、幸いにも、ほんのほんのほんの少し、家が傷んだぐらいの事ですんだ。
周りに不幸も無かった。
数週間で電車は開通し、災害の酷かった地区を通って高校に通い始めた。
今まで見ていた風景が、ない。
家々が立ち並んでいた町並みが、本当に遠くまで見渡せた。
ごつごつとコンクリートは転がり、バキバキと柱や壁が折れ転がっていた。
言葉が出なかった。

しかし、その風景も何日か経つと、『いつもどおり』になってしまった。

16年の月日が経ち、社会のいちぶぶんとして機能できている今、それでも『いつもどおり』な一日を送った僕は、本当に情けない。
オトナは大変だ。。。などと感じる必要も感じず、なにが必要かな?と思考する意味さえも解らないあの頃の僕とまるで同じような『いつもどおり』な僕は、情けないと思えるオトナに、ようやくなれているのかもしれません。
翌日の日曜日、店をお休みにさせてもらい、整理しました。

今の僕に出来る事は、とにかくイイものを創ること。
創り、還すこと。
今同志と、一日でも早く何かしらを還せるように、創り始めています。
ご期待ください。

そして、近所の雑貨屋さん、SUBARUさんが動いています。
http://blog.goo.ne.jp/subaru-kobe/e/55110ce6bac4a3946909eeb4927dfc50
買い付け前の21日までの期間、売り上げを寄付されるそうです。
Huddleもコレに乗っかります。

3月19日(土) ~ 21日(月)までの3連休の売り上げを、日本赤十字社に寄付します。
チャリティーに参加してください。とは言いません。
どうぞ、お買い物をしてください。

最後になりますが被害に合われた方々に、一日でも早く、一つでも多くの光が差すよう、お祈り申しあげます。

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